2015年10月17日土曜日

葛生地区のフズリナ化石を含む石灰岩 (2)

目的は火山島を構成する緑色岩だったのだけれど、葛生の研或る石灰岩鉱山においてサンプリングをさせて頂く機会を得ました。帰り掛けの駄賃に、岩石仲間へのお土産としてフズリナが密集している岩片を3個持ち帰り、#100の研磨粉で平面を出した後、一挙に#1000で表面を滑らかにしてデジカメで撮影してみました。顕微鏡無しでもこの程度には写せます。石灰岩は軟らかいので、#100を少し丁寧にやった後に、#1000で研磨しても何とかなるものです。勿論、硬い岩石では駄目です。凄まじい密集状態なので遺骸群集なのでしょう。1枚目の画像は圧縮しているので2-4枚目はその部分をトリミングしたものです。



 ここからは別の岩片のものです。スケールは入れずに撮影しています。

この部分には”100の研磨傷が残っていました。やや平面度が不足していた様です。

0 件のコメント: