2013年6月15日土曜日

大谷石の風化 (5)

この場所の大谷石は一見同じ石材が使われているのだが、もともとJIS規格で造られたものでは無い自然の産物だし、かなり広い面積の塀なので、風化の状況も様々な段階が観察出来る興味深い場所です。
画像はやや浅い溝の画像。溝の奥にはやや観ぢ蝋色の混じったものが見えています。恐らく、圧密された軽石のガラス分が緑泥石化したもので、これが粘土化して他の部分よりも早く洗い出されてしまっているのでしょう。

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