2013年5月13日月曜日

瀧ノ谷の更に奥へ (7)

下の画像の更に上の部分の拡大画像です。
売津の今回の調査の画像は今日で区切りです。上の画像は7日に掲載したこのシリーズの (1/7) の画像から少し左に入った位置です。最初の画像で右手に在った暗い部分も採掘跡ですがこの画像には含まれていません。
恐らくこの広い面積で採掘しながら掘下げていく内にこうして少しずつその範囲を広げて行ったのでしょう。興味深いのは右手の崖の上の樹から、長い根が下まで水を求めて下がって来ている事です。長い年月が架かった事でしょう。
上の画像は良く見ると奥に垣根掘りで少し追い込んだのに、何か上の岩盤が変形するか、亀裂が入るか下のでしょうね。折角採掘した石材や丸太で支えを作っています。
尤もこの様な事は鋸山本体の丁場でも見る事が出来ます。笑ってしまう位い細い丸太が支柱の様に伸びている事も有ります。

明日からは千葉県内と東京都内の房州石と少しだけ伊豆石を使った建築・土木工事の例をご案内する予定です。


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