2011年9月21日水曜日

桜みかげ・万成石:F-3;武田石材殿丁場

前の画像で二つに割った岩体の奥に在った岩石を側面から見たもの。「高角度節理」や「シーティングジョイント」部分に発達した「ラミネーションシーティング」が表れています。破面が緑色に見えるのはこの「ジョイント」部分がまだそれほど発達していない薄い状態で、ラミネーションシーティングの亀裂に沿って緑色の鉱物が集合しているもので、緑簾石(文献を見ているとこちらの可能性が高い様ですが)か、緑泥石なのか?判りませんがどちらかなのは間違いないでしょう。酸化はしていずにほんの少し奥は新鮮な万成石:花崗岩の破面が見えています。この部分も拡大して撮影していますので、次の画像でご覧頂きます。

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