2016年5月2日月曜日

桜島の噴煙高度が高い

噴火・爆発的噴火の回数は昨年に比べるとまだ少ない状態が続いて居るのだが、昨日の噴煙高度は久し振りに4,500mを越えた。噴煙高度は必ずしも爆発のエネルギーに比例せず、気象条件に左右される部分が多いのだが、やはり気になる指標の一つである.
瀬戸空振計の観測値はそれほど高くないから開放されたエネルギーが上に向かうか横に走るか?その比率の問題もあるのだろう。


そう言えば、昨日は夕方から諏訪之瀬島の火映も強く見えていましたね。


2016年4月14日木曜日

那須町芦野 石の美術館:ストーンプラザ (4)

同じ石材でも表面の仕上げにより随分と印象が変わってしまう。普段、平らに研削した石材の表面をデジカメで撮影していると、フィールドでサンプリングした石材の表面とは変わって見えるので何時も顕微鏡で見るときと、フィールドで見るときの差をどの様に解消したらよいかを苦労している。
今日は、ストーンプラザに展示されている石材標本から、赤目(多分熱処理で赤みを増したのだと思うが)の表面仕上げを変えた石の表情を御案内する。








2016年4月12日火曜日

那須町芦野 石の美術館:ストーンプラザ (3)

美術館内部のご案内の続きです。最初は入場して左手の壁面

茶室でも屋外の造作でも感じたのだが、石材を細長く切断して積み重ねてのモチーフがお好きなようだ。
グランドピアノが置かれたステージの上面を見ると
部分的に拡大すると圧密されたユータキシティック構造が良く観察される。
今日はここまで!

2016年4月11日月曜日

那須町芦野 石の美術館:ストーンプラザ (2)

芦野石は江戸時代から関東の社寺の灯籠や様々な石造物に用いられているのだが、意外と知られていない。後刻御案内するが、那須神社には嘉永二年(1642)に寄進された灯籠と手水鉢が有るほどその歴史は古い。最近は余り目にしないが、この石材を炉で焼いて赤味を帯びさせたものが有る。これが、意外と面白い味を出してくれる。
無作法なので辞退したが、結局お茶室で御点前を頂く事になり、石造りのお茶室に入る機会を頂いた。他にお客様が居られたので全景を写すのは遠慮したが、お客様の上空の部分を撮影。
















細く薄く加工した赤目の芦野石が石材の冷たい雰囲気を和らげており、やや硬い部分の凹凸が、材木の節のような雰囲気を醸し出している。芦野石の堅さと柔らかさを生かした作りだと思う。
これは一番奥の展示室の内部。

















ピアノの周りに着目してみよう。グランドピアノが置かれている部分も実は芦野石である。焼きをあまくして、赤味を押さえて殆ど裸の木材の雰囲気となっている。ピアノの傍に置かれた照明も素晴らしい。

2016年4月10日日曜日

那須町芦野 石の美術館;ストーンプラザ (1)

例年、4月中旬の桜の見頃に芦野を歩く。最初は芦野石を見に来たのだが、御殿山の桜が美しく、火ともそれ程居られないので気に入って、花が散り始める頃に訪ねる。今年は一週間早かった様だ。久し振りに石の美術館の中に入らせて頂いたので、御紹介。全館芦野石で出来ている。隈研吾氏がまだ若い頃の作品と聞く。溶結凝灰岩に興味を持つ者には聖地のひとつかもしれない。
建物群は水に浮かぶ城の雰囲気

使用されている石材には溶結凝灰岩の圧密構造が構成されている。黒色ガラス化した部分の色合いは少し強調してみた。

少し離れてみるとこのような雰囲気。「こぶ出し」の場合には殆ど目立たないが、淡い模様が私は大好きだ。内部のミュージアムショップに有る芦野石のコースターも素晴らしいですよ。



一番奥の建物前から表側を観た状態。

次回は内部を御紹介したい。

2016年4月6日水曜日

桜島 2016年4月初旬

この処、桜島の噴煙高度が高くなっている。最近の傾向をグラフと画像でご紹介する。画像とデータは全て気象庁のサイトから閲覧したものです。


















2016年4月4日月曜日

極北の火山の脅威 パブロフ火山の噴煙

㋂末に噴火したアリューシャン列島のパブロフ火山の噴煙が妙に分厚い気がしたので“AVO”のサイトで画像を探してみた。
最初の画像は“Pavlof volcano in eruption, March 27, 2016. Photo courtesy Robert Caporn”
噴火は山頂火口からなのに山麓からも噴煙が上昇している雰囲気で、噴煙に奥行きが感じられる。他にもそのような感想を抱いた方々が居られてきっと説明を求めたのだろう。こんな解説付きの画像がありました。撮影は“Photo courtesy Almandmoss, Nahshon”注記は“AVO”
画像は北東方向を向いて撮影されている。カルデラ縁に成長した火山だが、丁度火山の背後側にラハールが発生し、氷河との接触で水蒸気が上昇した為に噴煙に奥行きが見えたものだ。
その様子を側面から見た画像が下記。撮影は“Photo courtesy Wenger, Carmen”。撮影時刻は:March 27, 2016 7:30 PM これが三枚の画像の中では一番最初の画像になります。
28日の夜明け前には高く噴出する溶岩噴泉の様子がビデオに捉えられており、これが雪上に降り注ぐと更に火山灰の噴煙が立ち昇る事だろう。
日本では、氷河は無くとも、高山では凍土もあるので、溶岩が流れだしたら山腹からの噴煙も大きく立ち昇る可能性を否定出来ない気がする。
ビデオ画像は“AVO”のサイトでご覧ください。画像も撮影時の大きなサイズでDL可能です。

パブロフ火山の活動は現在はやや落ち着いているが終わった訳では無く、航空警戒カラーコードは依然としてオレンジが維持されている。