2019年2月10日日曜日

狛犬と龍 (2) :品川神社の続き

社寺の調査に入る前には、念の為にネットでその寺院の画像データを出来るだけ観ていくようにしている。この神社では一対の狛犬の色が気になって居た。
陶器の様だなと思ってはいたが、彩色が単色なので、何処か知らない石材かもしれないと思っていた。





流石、流通の要の品川宿の神社だけあって、この狛犬は文政十三(1830)庚寅年四月に奉納された「備前焼」であった。

勿論、境内には石造の歴史の在る狛犬も在るので一点だけご紹介しておこう。寛政四(1792)年の奉納。

続く予定

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