2018年2月16日金曜日

視界 4 mm 幅の世界

先日、石切り場で採集してきた凝灰質砂岩のサンプルを顕微鏡観察用に切断してみたが、サンプルの外側は硬かったのだが残念ながら内部にガサガサの処が有って切るに従って段々ボロボロになってしまった。
 小型の切断機で 10 mm 程度の厚みで切ったものを細粒の研磨材で、ほんの少しだけ舐める様にやってみたがそれでも内部の砂粒程のものが脱落するのが多くて、樹脂で固めなければ如何ともしがたい状態だった。諦めて取り敢えず未だマシな部分を顕微鏡で少しだけ撮影してみた。研磨が殆ど出来てないので画像の横幅が 4 mm になる様に倍率を調整。
観ておけば、それなりに役に立つ日が来るだろう。

最初の画像には二枚貝の破片らしいものが入っていた。

二枚目は小さな黒~灰色のスコリアで良く発泡している。

三枚目は中央に空洞の透明なガラスらしいものが有る。他にも似た様なガラスと思しきものが有ったが写りが良くない。大きさは 0.4 mm 程度。

四枚目も、二枚目よりはやや大きいが矢張り良く発泡したスコリアが入っていた。

五枚目は赤い色の酸化したスコリア。小さなものばかりだが、数は結構多い。もう少し、硬ければもっと良い観察面が得られたと思うけれど、何れ何かの足しになると期待しつつ。

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