2014年2月3日月曜日

稲井石とスレートの観察 (3) フィッシャー

石巻市史編纂委員会による「石巻の歴史 第六巻 特別史編」,421-525頁に掲載された三宅宗議氏による「井内石板碑の成形技法と頭部型式」は貴重な論文です。この450頁に板碑の表面の微細な表面形状を表すらしい「フィッシャー」と言う言葉が書かれています。
誠に不勉強で申し訳ないのですが、ひょっとしたら破面の亀裂の伝搬方向を示すこの様な形状をここでは「フィッシャー」と呼んでいるのかな?と思ってこの画像を撮影しました。
これはスレートの裏面(反対側から穴を明けて居ると言う意味で)を、横からのLED照明で凹凸を強調してみたものです。岩石・鉱物ではあまり使わない用語の様に思います。

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