2012年3月15日木曜日

高畠石の標本 瓜割丁場

現在は瓜割公園となって居る採石丁場の石材を、高畠石を扱っておられる石材店さんにお願いしてタイル状に切断して頂戴しました。これは現在は千葉県立中央博物館に収蔵されています。実際はもっと大きいのですが、スケールの表示範囲内のものを、皆さんのパソコンの画面で大きく表示出来る様にトリミングしています。私のパソコンではほぼ2倍程度の大きさで表示されています。
瓜割の石材は機械採掘が認められていないので今では実に貴重な石材です。これは解体したものを再利用しているのだそうです。
この様なサンプルを頂く事が出来ると、他の地域の凝灰岩石材との比較がし易いので助かります。

今度の日曜に延期された鋸山の石切場跡をたずねる博物館の野外観察会の参考資料にする為に、国内の凝灰岩石材産地を調べてみましたが、ざっと200か所を数える事が出来ました。これからゆっくりと資料を整理して、石材名称毎にデータを作って行こうとしています。
現在、栃木県の岩舟石の資料を整理してひな形を作っている処です。200か所を調べるだけでも、中には地名が判っているのに、何処だか判らないものさえ有りますからかなり大変な作業になりそうです。でも、枕状溶岩と一緒に、のんびりと調べを続けたいと思って居ます。

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