2011年11月24日木曜日

鋸山風景:D-5;山頂部風景

鋸山の山頂に近い古い丁場に残る採掘の爪痕です。
先日、「石のまち金谷シンポジューム」の際に、山形県の高畠石の採掘の状況を東北芸術工科大学芸術学部歴史遺産学科の方が丹念に記録された動画を拝見する機会が在りましたが、鶴嘴(つるはし)の打ち方が実に細やかなのに驚きました。偶々座った隣に、その丹念な記録を作成したうろ覚えながら高柳さんと仰ったと思いますがほんの少しだけお話を伺う事が出来ました。素晴らしい仕事を(高畠石の職人さんも、その記録を残して下さった方も)して下さる方々に驚きかつ感謝の思いです。動画の中で細い切断溝を穿つのに、ほんの少しだけ鶴嘴の角度を変えながら右に左に成功に打ち込む状況は芸術の域に達している様に思いました。下の画像は上の画像のもう少し広い部分を示したものです。

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