2010年10月28日木曜日

島根県出雲市日御碕(3)

表面が風化で堆積の層理が判り難い状態でしたので、侵食が進んで新しい面が出ている部分の画像です。波浪によってかなり奥の方まで侵食されている雰囲気ですね。鋸歯の様な形状は斜めに断層が入っている為の様です。左手の波打ち際にそれらしい溝が見えています。
この附近は1/5万地質図の「大社」では記号“Jr”で新第三紀中新世成相寺層の流紋岩及び火砕岩(貫入岩を含む)と記載されていますので、堆積層では有りますが素材的(?)には流紋岩質火砕流には間違いないのでしょう。

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