2010年7月4日日曜日

荒川流域の蛇紋岩(12)

もう少し周辺の岩体の表情を見てみよう。これは前の画像の左手部分の接近拡大画像。ダナイトの岩体を30cm程度の厚みで蛇紋岩に囲まれる雰囲気となっている。此処も採集者が多いらしく、細かな破片が沢山落ちている。この附近の蛇紋岩は露頭がかなり減っていてアスベスト類や滑石もかなり採集が困難だと聞いていたが、この状況を見るとやはり直ぐになくなってしまうのではないかと思える。大切にしたい露頭である。

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