2010年6月27日日曜日

荒川流域の蛇紋岩(6)

ダナイト脈の上の方です。ダナイトを守るように周囲を囲んでいる滑石が大きく割られていますが、これは既にこの様になって居たものです。割られた大きな破片が右手に転がっています。接触面の形状を観ているとダナイト橄欖岩が液状で流れ込んだような形状をしています。滑石も、博物館等で標本を見る以外にこのような大きなものを見た事が在りませんでしたが、美しいものですね。これ以上ハンマーを振るわずに大切に保存したい岩体です。

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