2018年4月25日水曜日

キラウエア火山の警報レベルが“Watch”,航空カラーコードが「オレンジ」にUP

現地時間:4月24日0428 PM HST
キラウエア火山山頂の“ Halemaʻumaʻu”内の通称「オーバールック」火口の警戒レベルが引き上げられました。一時的に2016年10月にオーバーフローが生じた事もありますが、4月21日からの本格的なオーバーフローは2015年5月以来初めての事です。ジャガーミュージアムの眺めるには最適の部分も亜硫酸ガスの濃度が上昇している状態だそうです。急激に危険な状態になる事は無いでしょうが、火口の風下には近付かない方が良さそうです。警報の詳しい内容は下記に
https://volcanoes.usgs.gov/vhp/updates.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook&utm_campaign=usgs%20volcanoes#hvo
此処に引用した画像も下記から閲覧できます!
https://volcanoes.usgs.gov/volcanoes/kilauea/multimedia_chronology.html







火山活動による大気汚染について詳しく知りたい方は、昨年発行された下記の資料を
Volcanic air pollution hazards in Hawaii
https://pubs.er.usgs.gov/publication/fs20173017
あるいは、下記を参照下さい。
“Frequently Asked Questions About Volcanic Smog (vog)”>“1. What is "vog"? How is it related to SO2 emissions?”
https://volcanoes.usgs.gov/observatories/hvo/faq_vog.html

2018年4月24日火曜日

つくば 散歩

午後には雨との予報で、午前中は車のディーラーに出掛けていたので、その足で久し振りに筑波へ。産総研・地質標本館では 2018年度 春の特別展「関東平野と筑波山―関東平野の深い地質のお話―」始まっていて、筑波ジオパークに面子を掛けて肩入れしてるな!と思ったのだが、関東平野の成り立ちに関連した展示も、色々と論文等で観て来た事も多いが結構面白く拝見した。でも「西の富士・東の筑波と並び称される筑波山とは、いったい何ものなのか? 筑波山はなぜあんなにも目立つのでしょう?二つの峰を持つ独特の形以外にも秘密があります。」なんてのは少し言い過ぎじゃない?と思いながら、頂いたパンフレットは面白かったので一部バラバラだけどご紹介。
https://www.gsj.jp/…/exhibit…/archives/2018/2018_spring.html







この後は、科博の「筑波実験植物園」でのんびり散策、今年は春が駆け足で通り過ぎたので、いろんな花が短期間に咲いては消えてしまった。
最近は方々に植えてあって・・・ハンカチの木

でも、「匂い蝋梅」の花は「オガタマ」の香りを少し甘くした様な感じで面白かったし、

「クロバナロウバイ」の珍しい花を観た。どちらも北米原産で二本には自生していない。

筑波実験植物園の「今週の見頃の植物」は下記から
http://www.tbg.kahaku.go.jp/recommend/plant/index.php
最後は国土地理院の「地図と測量の科学館」で、「地図で旅する日本のジオパーク」をざっと覗いて帰宅。何かイベントが在ったのか?地理院の来館者用駐車場は珍しく混んでいた。
http://www.gsi.go.jp/MUSEUM/

2018年4月23日月曜日

曇り空は石材の撮影に最適の日和!

 程よい曇り空で、石材の撮影日和だ!なんて理屈で今日も草加を歩き、帰りに北千住でカミサンに掴まって早めの夕食を御馳走させられてしまった。
 既に、撮影していたけれど、木漏れ日で石碑の表面が読めなかったり、まあ、好天過ぎると石材も、露頭も写し難いものですよね。と言う訳で、草加の名石工である「青木宗義」の手になる作品を再度撮影に行った。
宝篋印塔の部分

普門品供養塔

板碑型線刻虚空菩薩供養塔、

馬頭観音等:伊豆は南伊豆町上賀茂付近の凝灰癌だと思われる



を撮影して序にお寺さんの御庭で少々色っぽい恰好をしていたカエルを盗撮。



 線刻の虚空菩薩立像は、正保二年のもので、刻まれた文字の中の「草加」は御伝馬継立の草加駅の経緯が判る貴重な資料なのだそうです。これはオマケで実は同じ境内の「普門品供養塔」を撮影したのだが、同じ石工ながら、文字の様式の注文に従うのかどうか判らないが、苦手の「漢字」が今結構自分の中では面白いのです。

2018年4月22日日曜日

霧島山系硫黄山の噴煙の変化:180419_1637-180422_20518

24時間監視している訳では無いので、時間間隔がバラバラだけど、噴煙の噴出孔(火口?)付近が比較的良く見える画像を並べて見ました。硫黄山の監視カメラばかりで、えびの高原のカメラは余り見ていなかったので少ないですが・・・





道路脇からも新たに噴火

今朝:4月22日0518時

2018年4月21日土曜日

草加の石工 (12) 良い事が重なる日もあるものだ。

昨日、4月20日は幸運に恵まれ実り多い一日でした!多くの方々に運を頂いた
 越谷・草加での石材調査。今日は地元の郷土研究会の重要なメンバーで、火山仲間でもあるHさんに貴重なお昼休みの時間を使って、越谷のディープな社寺を御案内頂いた。私一人では、気付かない場所、地図にも神社として記載されていない神社で、草加の石工青木宗義の作品を観察させて頂いた。
石工の歴史を探るこの調査は、石造物の美しい形も学ぶ良い機会となって居る。
画像は越谷市大聖寺の青面金剛像。勿論、草加の石工:青木宗義の作品。この寺院には「四代 青木宗義彫」と刻まれた石碑が存在し、青木宗義調査の重要な資料を得る事が出来た。

同じく大聖寺脇山門の両側には50体ずつ、安山岩質の庚申塔と、凝灰岩質の庚申塔が並ぶ。これは凝灰岩質関座の側だがやはり溶岩よりは風化にやや弱い傾向はある。

地図にない神社の境内の「八幡大神」と「手間天神」石祠は両方とも青木宗義によるもの。伊豆半島産緑色斑石

この手の粒状の緑色凝灰岩が大変に多く使われている。上賀茂付近のこの種の凝灰岩には小豆色の火山岩片が混じるのが特徴。結構硬いが細工には手頃。

これも青木宗義の作品。別の神社だが、鳥居を潜り境内に入ったら直ぐに目に飛び込んできた。

草加の東福寺で、ある方から「これは手が良いね」と紹介して下さった塔。もう少し下から写せばよかった!獅子の顔がりりしい!

その「手が良いね」の石塔の上部。鍵が逆さまなのは、

「決して開けてはいけない!」と云う願主の想いが込められている様だ

2018年4月19日木曜日

GVP 火山活動情報の概要:4月11日⇒17日;16火山

GVPの火山活動情報の概要を御案内します。
New Activity/Unrest
Ambae  | Vanuatu  | 257030 | Elevation 1496 m
4月11-14日の間、高度 1.8-4.9 km まで火山灰を含む噴煙が上昇していました。12日の報道に拠れば、降灰が島の北部に被害をもたらしている様で、画像では暑い降灰が家屋や農耕地に堆積し、飲料水への汚染にも言及しています。15日には、噴火が収まったとVAACが報告しましたが警戒レベルは0-5段階の“3”。
⇒“ABC NEWS”に今回の被害の状況を示す画像が少しですが掲載されているので参考用に御案内します。
http://www.abc.net.au/news/2018-04-16/vanuatu-volcano-eruption-intensifies-covers-ambae-island-in-ash/9664192

Langila  | New Britain (Papua New Guinea)  | 252010 | Elevation 1330 m
4月15日に低レベルの火山灰を含む噴煙が高度 3.7 km に達しました。

Sinabung  | Indonesia  | 261080 | Elevation 2460 m
4月12日の0640時に噴火が発生し火山灰を含む噴煙が 200 m 上昇しました。1655時には火砕流が火山灰を含む噴煙を巻き起こし西南西に広がりました。15日の0827時の噴火では火山灰を含む噴煙が 1 km 上昇しました。警戒レベルは1-4段階の“4”。

Ongoing Activity
Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 2997 m
4月11日に噴火が発生し、火山灰を含む噴煙が高度 3.7 km に達しました。

Aira 桜島 | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
4月9-16日の間、南岳火口で4回の噴火が発生しました。テフラは火口上空 1.3 km まで、火山灰を含む噴煙は火口縁の上空 2.5 km に達しました。
夜間にはほぼ連日火映が観測されます警戒レベルは5段階スケールの“3”

Bagana  | Bougainville (Papua New Guinea)  | 255020 | Elevation 1855 m
4月14-15日に火山灰を含む噴煙が高度 2.1-2.4 km まで上昇し南西に 110 km まで広がりました。

Cleveland  | Chuginadak Island (USA)  | 311240 | Elevation 1730 m
4月13日の0759時に小規模の爆発が、地震計と空振計で観測されました。航空カラーコードは「オレンジ」

Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 | Elevation 1229 m
4月11-16日の間、火山灰を含む噴煙は高度 2.1 km に達していました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380 | Elevation 1103 m
4月7日と11-12日の間、火山灰を含む噴煙が高度 1.8 km に達していました、航空カラーコードは「オレンジ」

Fuego  | Guatemala  | 342090 | Elevation 3763 m
4月9日にラハールが西側の山腹を下りました。幅:10 m 深さ:1.5 m のラハールは、セメントの混練物に似ています。12-13日には爆発に伴う火山灰を含む噴煙が 1 km 上昇し、白熱岩塊が火口縁の上空 300 m まで放出され、岩屑雪崩を引き起こしました。降灰は風下側の“Santa Sofía (12 km SW), Morelia (9 km SW), Panimaché (8 km SW), (SSW), Las Lajas (SE), and Honda (E) ravines.”で確認されました。
14日には活動が活発化し17日までその状態が続き、中規模の爆発が毎時 6-9 回観測され、時に、家屋を揺るがすほどの衝撃波を生じました。濃密な火山灰を含む噴煙が 1.1 km 上昇しました。白熱岩塊が火口縁の上空 300 m まで放出され、火口周辺で岩屑雪崩が発生しました。噴火の頻度は16日には更に高まり、毎時 7-10回の頻度になりました。爆発の衝撃波はしばしば東北東に 8 km の町の建物までも揺らすほどです。溶岩流は 1.3 km 流れ下りました。⇒ライブカメラはしばしば、“off-line”になったり、画像が更新されない状態になってしまいます。

Karymsky  | Eastern Kamchatka (Russia)  |  | Elevation 1513 m
4月11日に弱い熱異常が観測されました。航空カラーコードは「オレンジ」

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
11日に山頂直下 7-9 km に震源を持つ200回の群発地震が発生し、最大の者はM2.4 でしたが、0230には平常に戻りました。他には特段の変化は無いようです。⇒国立公園のサイトからFBに火口湖内のスパッターの動画が紹介されていましたので参考までにご案内します。
https://www.facebook.com/hawaiivolcanoesnps/videos/1987566441270682/

Mayon  | Luzon (Philippines)  | 273030 | Elevation 2462 m
4月11-17日の間、水蒸気の噴煙が上昇し様々な方角に広がりました。夜間には火口部に火映が観測されています。亜硫酸ガスの噴出量は日量で 2,800, 1,918, 1,621, and 1,617 tonnes/day on 11, 12, 13, and 16 April でした。警戒レベルは0-5段階の“2”。

Sabancaya  | Peru  | 354006 | Elevation 5960 m
活動の激しさは前の週と変化無く、4月9-15日の間は連日15回の噴火が発生しています。地震活動は噴火を示すものだけで、火山灰を含む火山ガスの
噴煙は火口縁の上空 2.2 km まで上昇しています。

Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  |  | Elevation 3283 m
4月6日と10-12日に、衛星画像で熱異常が観測されています。航空カラーコードは「オレンジ」⇒最近はライブカメラ(30分毎に更新?)では、晴天時には噴煙の影響が無くクリアな画像が観察される事が多くなりました。

Turrialba  | Costa Rica  | 345070 | Elevation 3340 m
4月11日に火山灰の噴出が観測されました。
以上
今日のライブカメラの画像は、“Klychevskoy”,

“Popocateptl”,

“Stromboli”,

“御嶽山”,

“諏訪之瀬島”,

“新燃岳”,

“硫黄山”

です。

2018年4月17日火曜日

草加の石工:青木宗義 (11) 草加市中根 女體神社

一時間に多くて二本の運行の「パリポリくんバス」に、

今日はこれで何回目の乗車に成るのだろうと思いながら、中根二丁目でバスを降り、食品会社の駐車場を突っ切って鳥居に向かうと此処が、埼玉に妙に多く感じる「女體神社」。

こじんまりとした神社だが、珍しく本殿は大谷石造りの耐火構造。

燈籠がなんだか変な形だと思ったら、火袋や笠が無くて棹石は在るのだが、異様さを演出しているのは、本来地下に隠れている筈の土台石二段がコンクリート基礎の上に載っているのである。

伊豆の下田付近を主産地とする石灰質生物遺骸(コケムシ・紅藻類その他)の化石細片と凝灰岩が混じって斜層理を明瞭に示す石材だ。



圧縮には強いが引張には弱いこの石材らしく、斜層理の下側が層理に沿ってはがれて不思議な切石の形状を示している。

燈籠の建立は天保三壬辰十二月吉日だから1832年。石工は勿論、青木宗義だが、この時期は署名に使う文字数が何故か一番少なく、「石工 宗義」だけである。
 ここ暫くの草加通いで、文化十年(1813)年から明治四十年(1907)までの、ざっと百年ほどの間の「石工 青木」の関わった石造物39点中の30点は金曜日で観察完了となりそうだ。追っかけはそろそろ卒業してデータを整理し、今回の追っかけの不思議な体験の切っ掛けを造って下さった、神明町の三社大神神社の氏子総代様ご挨拶に行こうかな?等と考えている。