2016年2月1日月曜日

石射太郎山の石切場と石材 (1)

鋸山や売津等と同じ黒滝層(竹岡層)の石材なので一応「房州石」で括る事に問題は無いだろうが、この石材は非常に硬いのに、搬出が難しく千葉県から外に出る事は無かったようだ。
石射太郎山には、石切場が我々が観察しただけでも十か所を越える。
ここでは石切場の様子と石材の観察画像を御紹介したい。

登山道を登り始めると直ぐにこのガレ場に差し掛かる。これはどうやら石切場から排出されたズリらしい。この上から石切場が始まる。石切場は表層の風化部を避けて上から下に切り下し、採掘場所が地表から外れると狭い搬出路を削りだすので、奥から見るとこのように見える。

壁面の状況

切削痕を拡大すると

この丁場は、搬出路が急傾斜で険しいので、人の背で搬出した為に、半製品まで加工して重量を軽減したと思われる。これは祠の屋根の部分の半製品。

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