2014年5月25日日曜日

渡瀬渓谷鉄道から眺める枕状溶岩露頭

枕状溶岩の露頭画像は本来は私のもう一つのブログ「まくら状溶岩の露頭」に掲載するのが筋だが、たまには良いか!
カミサンが以前からトロッコ電車に乗りたいと言っていたので、昨日早朝に桐生に出掛けた。
桐生市内は枕状溶岩の宝庫で随分と通ったものだが、2011年以前が殆どなので最近は余り足を向けて居なかった。9時過ぎの電車で一端「間藤」まで行き、此処で「カラミ煉瓦」の画像を少し丁寧に撮影しておこうと思ったのだが、車で走るのと歩きでは距離感が違い過ぎて、駅近くの水力発電所跡地のチャートの露頭と、石垣に使われている足尾流紋岩類の中のザクロ石(らしい)を観察して40分ほどで駅に戻り、上りのトロッコ電車に乗車。
上の画像は水沼駅のやや上流の緑色岩露頭。この付近、上流側の道路橋から下流は廃止になったらしいキャンプ場の下流左岸までかなり広い範囲に緑色岩の露頭があり、良く観察すると枕状熔岩特有の形状が見てとれる。私は荒神山(624m)に大きな岩体があると思っている。道路への巨大な落石が枕状溶岩だった。
トロッコ電車の良い処は窓ガラスが無い事で、電車の揺れは、カメラをスポーツモーd-で撮影すれば揺れを無視してかなりシャープな画像が撮れるので、車中から露頭をチェックする時には便利だ。

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