2013年8月17日土曜日

秋保大滝付近の凝灰角礫岩

念願適って秋保温泉の上流の秋保大滝を眺めて来ました。勿論、凝灰角礫岩のサンプルも2個採集出来ました。石英の結晶が美しい割れ目を見せてくれる(勿論、長石とは劈開の有無で判断出来る)サンプルを堅い露頭からやっとゲット出来ました。
今回の旅は鳴子カルデラを歩く事と、秋保大滝を観る事。出来れば磐司岩をも遠望する事が大きな目標でしたが、高速道路の渋滞が激しい時期なので、何処まで歩けるのか?疑問でしたので様々な選択肢を大まかにチェックしていましたが、どうやらその中で最も大きかった二つの目的を果たす事が出来ました。
画像は名取川上流の秋保大滝の手前の左岸に見えるまるで溶岩の重なりの様に見える岩塊の様子です。観光客が居たのでこの部分を直接叩く事はしませんでしたが、手前の大きな岩塊から、良く焼き締まった凝灰角礫岩をサンプリングしました。
この上流域の岩石に関しては「岩石鉱物科学」2006の下記に参考文献があります。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/gkk/35/2/_contents/-char/ja/

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