2012年11月27日火曜日

飯岡石の中の海綿骨針

千葉県旭市の飯岡地区から銚子市に掛けて屏風ヶ浦が広がっている。飯岡では屏風ヶ浦が起源と思われる「飯岡石」が海岸で拾われて古くは石垣や塀に使われたり、これを屋根の抑えに使っていた事が伝えられている。今では屏風ヶ浦の護岸工事によりその飯岡石もあまり取れないのだろうが、この石材は石灰質で他の屏風ヶ浦の地層とは事なり結構硬いものなので、この様な海綿本柄針や有孔虫や軽石などを破面で観察する事が出来る。
これは在る場所で小さく割って分けて下さったものを顕微鏡で観察したもの。
画像の横幅が大体2.2㎜。別に、有孔虫の半割りのものが在ったのだが、標本をいじくって居たらいつの間にかその化石が脱落してしまって実に残念。

この処、やや多忙に付、一週間程度余り更新をする事が出来ない可能性が在ります。
元気に東奔西走しつつ遊んでいます。

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