2012年2月19日日曜日

高畠石 高房神社 山の神の鳥居-2

明日はどの画像をUPしようか?と探していたらこの画像に当たりました。こらえ性が無いので今日UPしてしまいます。左側の凝灰岩の角礫はその一番左側の高さが48mmです。クリックで拡大すると大体原寸程度でしょうか。入れ子になっているので、噴火⇒堆積⇒固結⇒噴火と破砕⇒堆積⇒固結合⇒噴火と破砕と言うプロセスを繰り返している様です。中央部と右側に繊維状(材木状)軽石の組織が見えます。海底火山の山頂付近に見られるものと同じだろうと思います。詳しくは加藤祐三氏の「軽石 海底火山からのメッセージ」から第10章「漂流できなかった変わり種 材木状軽石」をご覧下さい。
秋保石にも似たようなものがあります。といってもまだご紹介していなかったですね。
下の画像は仙台の奥座敷と言われる秋保温泉付近で採掘される秋保石の例です。画面左下の25と言う数字の入った部分が25mmです。垂直に立った岩壁などで表面の詳細画像が欲しい時に使っているラベル用紙を利用したスケールです。数回は貼り付けて使用出来る優れものです。
これも様々な礫が複雑に混じっています。


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