2011年12月18日日曜日

かわご平の溶岩

画像の幅はほぼ4mm。長石の結晶らしいものが見えます。反射が強く輝いている部分に石英と異なり劈開がはっきりしているのでほぼ間違いないでしょう。私の場合はそう沢山の薄片を作り観察する立場ではありませんから、様々な岩石をフィールドで観察する時に、研修の時に薄片で観察した内容と、その薄片の原岩の実態顕微鏡での観察内容と、更にその表面相の肉眼或いはルーペでの対比をしていく訓練、出来れば新鮮な場合と風化した場合とではどのように変化が在るか?等を知りたいと思って居ます。
薄片の観察は週に一回、10時から4時まで、自主研修と言うのが月に2回程度あり、この時は実体顕微鏡を使って、古い記憶がはっきりしないサンプルを観察して、何時何処で採集したものか?思い出しながら記録を作って行きます。
今週は今年最後の仙台出張があり、宮城の凝灰岩石材産地を歩く予定なので、頻繁にはUP出来ないかもしれません。出来れば松島の少し東の野蒜に野蒜石の採石場跡地を訪ねて行きたいと思って居ましたが、JRが復旧するまでは難しそうです。

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