2011年4月28日木曜日

房州石・古墳(M-6) 島戸倉:富津磯石の故郷へ

さてこの地域の最後は少し山側を見て頂きましょう。と言っても丸っきりの山ではありませんが、地層が比較的平らに見える部分です。地層はこの様に平らに見えても実はこの画像を写した側から崖の面に向っては大きく傾斜しています。偶々、見えた崖の面が平らに見えただけの話なのです。明日からはいよいよ鋸山に近付きます。鋸山の尾根筋の北側の海岸と南側の海岸の地層を別々に観て頂くとこの附近の地層の面白さがお判り頂けると思います。そして、この「富津磯石」と呼ぶ泥岩砂岩の互層と、建材として長く使われてきた「房州石」が地層の構造的にも全く別物で在る事が見えて来る筈です。尚、鋸山周辺の地層を巡った後に、多摩川を挟む世田谷と川崎の2つの古墳を歩いた時の事をご案内します。

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