2010年4月24日土曜日

神奈川県三浦半島城ヶ島(17)

この島で良く観察する事の出来る不整合の景観です。間に挟まれた層はブロック状に寸断されています。大地震などで隙間に入った細砂が流動化現象を促進して分断したのでしょうか?整然層・分断層そして不整合の重なりが興味深い一帯です。

画像のUPをお休みした間、寄居から皆野附近の荒川⇒神流川の秩父瀬附近から鮎川・鏑川の合流点附近等の河川敷・砂州などを巡って来ました。夫々の河原に有る礫がいかに上流の地質を如実に表現しているのか?片岩系の多い場所でその礫が醸し出す形状の美しさに感動し、大部分の緑色岩や石灰岩などが以下に磨耗し、破片が小さくなり途中で消滅(礫⇒砂へ)していくのか?少し実感として学ぶ事が出来ました。蛇紋岩・ダナイト・滑石・クリソタイル等の露頭もゆっくりと観察する事が出来ましたので、近い内に画像をご紹介したいと考えます。楽しい二日間でした。

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