2018年5月26日土曜日

大理石(石灰岩)の仁王像:越谷市七左町 観照院で

23日に鐘楼基壇の石材を観察させて頂いた越谷市七左町の観照院を再訪し、今回は少し心に余裕が在って、山門前の一対の仁王像の石材を考えてみた。

灰色がかった乳白色の色合いは難しいが、筋目の模様が強く表れているので、大理石と判断した。

大理石(石灰岩)は加工し易いが時に割目が出易い傾向が在るのだが、この様な大物を僧衣の襞を表現するような場合には適した石材と言えるかもしれない。

産地は何処だろうと考えてみたが、全く判断材料が探し出せなかった。

尚、一対の仁王像のもう一方は桜の葉に邪魔されてピンボケになってしまったので割愛。今日は良く歩いたが、この観照院の鐘楼基壇も再訪の甲斐が在る再訪となったし、新方方面の観察でも伊豆の石材を数か所で観察出来たので、疲れはしたが良い一日であった。

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