ラベル 房州石、保田の街で の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2013年4月5日金曜日

保田の街の房州石 (28) P12-2 完

この塀はこの様にかなり長い距離を続いています。
この画像で、保田の街の房州石のご案内は一応終わります。
さて、明日からの画像はまだ何も整理していないので、何処の何をご案内したものやら・・・

2013年4月4日木曜日

保田の街の房州石 (27) P11-1

長狭街道から保田の街に戻り、JRの踏切を通過して少し駅の側に入った処に、この様な塀があります。遠目にはブロックに見えたけれど、これが全て房州石で造られていた。上の透かしの部分と下側とは建築年代が異なるのかもしれない。上の部分は水が溜まり易くて風化し易い様に見えるが現在の状態は非常に良い。

2013年4月3日水曜日

保田の街の房州石 (26) P10-2


塀に使われた石材の拡大画像。前の建物の石材の表面ともまた『少し違いますよね!
しかし、美しいですね。

2013年4月2日火曜日

保田の街の房州石 (26) P10-1

この画像も長狭街道に面したお宅のものです。前の画像の石材と似ている部分もあるしまた別の顔でもある。保田の街の房州石もあと二ヶ所である。
ここ暫く、拡大画像の表示が変だったがやっと元に戻った様だ。無料のブログを厚かましくも何年間か続けているので、文句も言えない。

2013年4月1日月曜日

保田の街の房州石 (25) 国道沿いP9-2


前の画像と同じ民家の石塀。この石塀をこの「保田の街」の石蔵の石材と比較してみて頂ければ幸い。流線がかなり違いますね!明日はまた別の民家の石塀です。

2013年3月31日日曜日

保田の街の房州石 (24) 長狭街道沿いでP9-1 

房州石には様々な堆積模様が有ります。というよりは同じものが殆ど無い。切り取った石材の相対する面が似通って居はいるが、異なる顔付です。但しパターンとしての類似性は在りますので、これを頼りに石材の産出地を探し求める訳ですが、丁場そのものは既に失われた空間の堆積模様ですから石材とその産出丁場を結びつけるのもかなり難しい作業になります。
この石材は長狭街道のICに近い民家の塀です。

2013年3月30日土曜日

保田の街の房州石 (23) P8

この2枚の画像は次の観察場所へ行く途中の民家の塀に見られる房州石。上の画像は桜目とまでは行かないが淡いピンクのスコリアが美しい。下の画像は、房州石ならではの堆積模様。普通の地層の積み重なりではこの様な堆積模様は出来ませんよね!

2013年3月29日金曜日

保田の街の房州石 (22) P7

前の画像と反対側の汐止橋から左岸側にクランクを曲がるとこの石垣が延々と続いているのが見えます。このお宅の蔵が、房州石で出来ていた石蔵だと思うのですが、現在は新しい建材で覆われて居て確認する術がありません。

2013年3月28日木曜日

保田市街の房州石 (21) P6 大ぶりな石垣

汐止橋の右岸側をほんの少し歩くとこの石垣があります。石材のブロックが他の場所よりもやや大ぶりなものが使われている雰囲気ですが表面に苔が生えて岩相が良く見えないのでついよく確かめないで橋に戻ってしまいました。一番上の段の石材は比較的しっかりしています。二段目までは普通に見掛ける大きさで、三段目から下は横幅が短いせいか、なんとなく大ぶりの雰囲気でした。サイズを調べようと思いながらつい忘れてしまって後で後悔しています。

2013年3月27日水曜日

保田市街の房州石 (20) 汐止橋 P5-11

右岸側の内面の様子です。二ヶ所に亀裂が入っています。
汐止橋の画像はこれで一区切りです。明日からは次のポイントに移りましょう。

2013年3月26日火曜日

保田の街の房州石 (19) 汐止橋P5-10

右岸側はこの様に袖を石組みしています。やや弛んでいる場所が有りそうです。上流側には河床まで崩れ落ちた袖石がありますが、雑草が生い茂っていて詳細は判りません。アーチを構成する石材にも流石にかなり痛みが来ています。一度、きちんと学術的な調査を行って欲しいものですね。

2013年3月25日月曜日

保田の街の房州石 (18) 汐止橋 P5-9

石組の細部を観察していると面白い事に気付きました。小さな画面では気付かないのですが、大きく拡大すると布積の部分にも緩やかな曲線が組み込まれています。微妙に厚みを変えている部分もあります。

2013年3月24日日曜日

保田の街の房州石(17) 汐止橋 P5-8

細部に亘る観察ですが、アーチを構成する材料の厚みが色々と変化します。これは円周方向に永い石材を使用するので、曲線を描く加工をする際の継ごうかもしれません。
石材を積みながら試行錯誤だったのかも知れませんね。
内側から二枚目と三枚目をみて下さい。厚みを変えて居るのが判ります、
しかし、下流側の石材表面が苔に覆われずに美しい面を見せて下さっているのが嬉しいですね。

2013年3月23日土曜日

保田の街の房州石 (16) 汐止橋 P5-7

これが4枚目のアーチ底部の画像。夫々に全く違う組み方をしているのは、別に構造的に不具合は無いのだが、ある程度設計図を書かなくちゃならない機械設計屋にとっては驚く事です。
ナニ!、アーチ部の四重の石組と、裏込めの石材と土砂が積める容器が出来れば良い訳ですよね。アーチ部の石組は画像を繋ぎ合せてチェックしたけれど、此方は正常な組合せですね。但し右岸側は少し亀裂が長い感じですね。

2013年3月22日金曜日

保田の街の房州石 (15) 汐止橋P5-6

画像は右岸上流側のアーチ始点部分です。上流側は樹木が生い茂っているので、直下からしか撮影出来ないので、正確さには欠けますが、布積みの部分の角度がややきつい様な気がします。アーチ部と布積の部分の関係はバラバラですね。内部は恐らく岩塊で裏込めをした後土砂を詰めて居るでしょうから、この部分が一様にならなくとも橋は組める筈なので問題は無いのでしょうが・・・ 少し石材が緩んで居る様に見えます。

2013年3月21日木曜日

保田の街の房州石 (14) 汐止橋 P5-5

この橋の画像の2枚目にご紹介したアーチ部の石組と比べてみて下さい。この画像は左岸・上流側です。もう少し後方から離れて撮影したかったのですが、上流側は木が茂っていて中々撮影し難いのです。アーチが重なっている部分の支える位置関係が上流側と下流側が違うなんて!
他の部分も画像から石材の石組をデータ化して取り出してみようと思って居ますが(結構大変ですが)石組は面白いですね。

2013年3月20日水曜日

保田の街の房州石 (13) 汐止橋 P5-4

アーチの一番高い部分です。難しい漢字を使うのは嫌いなのでアーチトップとでも表現して置きましょう。御覧の通り四重です。しかも一番内側の石材は小断面側(木口側?)で全て組んでいますが、他は長いまま成形加工をして組んでいます。中には隣り合わせた石材で高さを斜めに削って調整しているものも有るのですから驚きです。

2013年3月19日火曜日

保田の街の房州石 (12) 汐止橋 P5-3

アーチ部分を真下から眺めてみました。石材の置き方が興味深いですね。一度方眼紙に於いてみたいですね。

2013年3月18日月曜日

保田の街の房州石 (11) 汐止橋 P5-2

この橋の特徴のがこの画像に二ついや三つも四つも一緒に写っている。
代表的な特徴がアーチの上部が4段になっている事。更に補足するならば壁石の傾斜。傾斜角は約16度。壁石も厚みが均一な部分と厚みが変化している部分が在ったり、曲線を描いて居たり!実に不思議が一杯である。図面を引いてから作ったのか?
手当たり次第に手元に在った石材を其処に於いてからその先をどう置くのか,考えたのか?
機械設計で一応40年近くやって来たのだが、これは手におえない面白さだ!

保田の街の房州石 (10) 汐止橋 P5-1

明治28年に建設されたこのめがね橋(単径間でもめがね橋)は元名石という鋸山南麓で採掘された房州石を使った恐らく唯一の橋だ。南房総の眺尾橋の壁石の一部に房州石は補修部材として用いられているが、主要部材と(壁石はアーチ橋の耐力壁だが)してでは無い。
この橋は、興味深い構造が多いので数日かけてその不思議さをご紹介したい。
尚、この橋の左岸下流側には10台分の駐車場が整備され、河床に下る階段も整備された。但し、橋の真下に入るには長靴が必要だ。河床は泥岩なので滑りやすい。
駐車場への進入は駅前⇒元名川橋梁下⇒クランクで直ぐである。マイクロバスは無理だと思う。