2020年5月3日日曜日

岩石と地層の表情:001;銚子の礫を使った石垣

銚子の街を自分の地所だけで端から端まで行けるとも言われたある旧家の裏手に在る石垣。この石垣のすぐそばには古い銚子瓦を使った木造の蔵が在って、瓦のサンプルを頂きに行った時に周囲を歩いて見付けた。礫をコンクリートで固めた石垣は良く見るが、この石垣は礫を割って断面を見せている。銚子で川の礫は取れないだろうから群馬辺りから運ばれた礫だと思うが、割と好きな石垣です。









瓦は、昔、銚子には付加体由来の面白い粘土が在って、瓦を焼いていたのだが、資源が枯渇してその土壌が手に入らないのだが、銚子に行くときは、砂岩とこの粘土由来の瓦の調査をやっていた。調子は地質的にも面白い場所。
尚、この処画像の整理をしているので、これまであまり日の目を見ていない岩石や地層の画像を時々だが少し紹介したい。FBの投稿と併用して久し振りに暫く続けたいと思っています。

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