昨日(3月31日)は予想外に昼頃から雨になってしまったが、つくば市から土浦市方面の泥質片岩(黒雲母片岩)の史跡を訪ねてみた。中でも土浦市東城寺は付近に泥質片岩の採掘跡や現在も稼業中の採掘場も在る場所です。紅柱石が含まれるのはもう少し東のかすみがうら市雪入なのだが、急がば回れで周辺の詰めを忘れてはいけない。
山門脇の道が狭いので歩いて登ったが、舗装道路が上まで続いていて普通に境内に来るまで行ける。西側の池のある場所は採掘跡で南西側は現在も家業中。砕石と粘土を採掘しているらしい。この付近の遺跡から発掘される瓦などの粘土製品は雲母が含まれていてキラキラ光るのです。
参道を登る途中に、何気なくこのような花崗岩の貫入跡が観察されます。歩く事は良い事です!
参道の上部はこのようにほぼ泥質片岩の階段になっています結構昇り降りには苦労します。勿論、別に車用の道路は有ります
間もなく「境内」です。
余り怖くない仁王像がひっそりと境内を守っていましたが私はすんなりと入れましたネ!
衣の下に出ている膝小僧の位置から見て凄まじい胴長・短足のお姿が目の怖さを、お顔の形状と共になんとなく優しさを表現しているのか・・・
境内は桜が満開です
結界石は画像の左手の小さな屋根掛けの場所にあります。
結界石の説明。ここには一枚だけで残り四枚は参道下の集落内に在るようでしたが地図が曖昧なので諦めました
これが結界石。勿論泥質片岩
境内の泥質片岩にはこのように脈状の貫入がんが観察されます
裏手に板碑が集められた場所がありましたが、この様に雑木林の中で、他にも沢山有るのですが一つ一つの岩相を確認するのは諦めました。
0 件のコメント:
コメントを投稿