2018年5月27日日曜日

越谷市北川崎:川崎神社の伊豆軟石,越谷地区では残り五か所

隣接する草加市ではリストアップした神社とごく少数の寺院を含めて64ヶ所をチェックリストに記載し、47ヶ所を訪問。残り17ヶ所はネットの画像で訪問しても
既にコンクリート基礎に改築され敷地も整備されて凝灰岩は観察出来そうにないと諦めた。越谷市では91箇所をリストアップし、これまでに61箇所を訪問し、25箇所は
同様にネットでチェックし近くに行った際には立ち寄るが、敢て其処まではスケジュールを組まなかった。残り5カ所:七左町2丁目の下七左稲荷神社,西新井の伊原久伊豆神社,増林の香取神社,東町の千疋伊南理神社(これは歩く距離が長い)。
何処を訪問するかと云うのは結構難しい選択だ。23日に訪問した川崎神社は実はノーマークで、当所は神社名も判らずリストにも掲載していなかったのだが、越谷郷土研究会の
加藤幸一氏の膨大な資料を見ながら、長丁場なのでゆっくり石仏を見ながら回ろうと思い、資料を読んで初めて神社名が判って立ち寄ったのだが、この日一番の観察対照となってしまった。さて、残り五か所を全部回るか?どれか外すか?ここは思案の為所だ!

社殿(拝殿・本殿)の全周に亘ってこの斜層理が目立つ石材が敷かれている。

拡大図

浅間様の階段にも同じ石材が使われている

斜層理は必ず側面に配置し、上面が少し風化するとこの様に石灰藻等の化石が現れる。

慣れない内は、斜長石が目立つ花崗岩を見てもこの石材と思い込む例も有る様だが、花崗岩の場合は斜長石が四角いので良く見ればすぐに違いが判る。
浅間様の周囲に使われた礫混りの緑色凝灰岩の間知石。

旨い具合にほんの少し割れた断面が見える間知石があったので接写

以上

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