2018年5月31日木曜日

越谷市東町:伊南理神社本殿礎石:5月31日

今日は越谷南部の草加との境に近く中川沿いの東町に鎮座する「伊南理大神」を訪問。

“Google”の画像チェックで、伊豆の石材が使われている可能性が高いと思っていたのが当たり!拝殿の方は大谷石で改修されていたが、本殿の方は全周に渡り刷毛目と呼ばれる斜層理の見事な伊豆の軟石が使われていた。鋸山に産出する房州石にも似るが、これが、伊豆の石材なのです。



床下の石材は風化から逃れているので大切な観察ポイントです。

必ずしも斜めの模様とは限らないのです。

伊豆の石材である証拠写真。判らないよね!礫の色の組み合わせがポイントです。

拝殿と本殿を結ぶ渡り廊下の下の本殿側を見た図。この場所以外は今はコンクリートで固められているが(2枚目の画像の様に)、この石積みが本来の形なのだろう。笠石の材質は不詳だが、間知石は写真には失敗したが何時もの角礫を含む凝灰岩。

今日はこのまま川沿いに元荒川と中川の分岐点まで遡る積りだったが、ぽつぽつと雨が落ちて来たので、越谷市と吉川町を結ぶ「吉越橋」を歩いてフェードアウト。

少し戻って、神社の傍の水道橋に併設された歩道橋を歩きたかったが今回は諦めた。次回は此処を渡って越谷入りし上流を目指そうと思う。

最後の花は小さな花だったが不思議な形をしているものですね。

0 件のコメント: