断層?と思いそうな構造ですが、折れ曲がった地層を挟む上下の地層は撓んではいますが破断はしていませんね。灰色で折れ曲がった層はその下の紫色の薄い層を挟む部分が「衝上断層」の様に二枚重なった様な形状で折り重なっています。
規則正しく成層している地層にも所々にこんな不思議な折れ曲がり構造が構成されている場所があります。塩原の湖成層にもそんな場所が有りますので何れ見て頂きましょう。
ここ清和県民の森を頻繁に歩いていた頃は、未だフイルムカメラの OM-1 でした。スキャナーで読み込んだデータが少ないのでフイルムを探し出して再度この附近の地層をご紹介したいと思いますが、今回はこの4枚の画像だけで、次は都内某所の高層ビル建築現場の地下のとても柔らかい地層をご紹介する事にしましょう。
(県民の森の4枚の画像は「火山の無い千葉で火山に思いを馳せる会」の参加者から提供を頂いた物ですが、撮影者の名前を失念していまい記載出来ません。ゴメンナサイ!)
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