博物館の有る公園内の赤土の「露頭」から、移植ごてを使って各自、赤土を採取して来て、大匙1~2杯程度の赤土を小さな器(椀掛け用の小さな奴)に移して清水で鉱物を洗い出して頂くのに30分から1時間。これを乾燥して、実体顕微鏡で観察して頂くと云う手順。
私は、カメラを取り付け易い偏光顕微鏡にカメラをセットし、皆さんが洗い出した鉱物をシャーレに少しお借りして火山ガラスなどの写真を撮らせて頂いた。作業の合間の撮影なので落ち着かないけど、時々、大きな広いものがあります。
最初の写真は大匙2杯の赤土から洗い出した鉱物の乾燥状態。右手に丸くまとまったのは、磁石で少しだけ磁鉄鉱を移動させてみたもの。

2枚目と3枚目の画像の中の不定形の板状のものが火山ガラス。酸で洗っていないので少々汚れている。


細長い淡い緑色の結晶は輝石でしょう。

最後の画像は砂粒が折り重なった中の磁鉄鉱の結晶。結晶の稜が綺麗に尖っている。こんなに集まっていると観察出来ないが、たまたま大きな結晶を見付けたのでチョロット、お借りして撮影してみました。
尚、最初の画像を除いて全て画像の横幅が 2 mm に成る様にトリミングしている。
皆さん、楽しんで頂けたようだ。
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