雑司が谷付近は戦災で古いものは殆ど残っていないだろうと思いながら歩いていて、路地の奥に少し変わった雰囲気の石垣が見えたので確認してみた。
石垣の中の幾つかの切石を画像で帰路出してみると
その一部をトリミングするとこの様に堆積模様が見える
別の石材では
これも部分拡大すると、斜交層理が良く見えてくる。
実はこの石材は、伊豆の下田や雲見等、伊豆の南部で採掘されていた「白色凝灰岩」の風化色が見えていたものです。
使われている石材とその想定される産地:
細粒の成分が多く堆積時の斜交層理が観察される:伊豆下田付近の凝灰岩。
伊豆の沼津方面にやや似た石材が存在する。
資料整理番号:No.131164-01,最新観察時期:2016年7月1日
地理院地図10進座標系:35.718795,139.721020
0 件のコメント:
コメントを投稿