2015年10月22日木曜日

仮称 茂木石 (14) 一番悩んだ石材 稲田町の造り酒屋さんの石蔵

稲田の街を歩いていて一番迷ったのがこの石蔵の石材でした。淡い緑色が見えたのでグリンタフ系と思ったのですが、少なくとも大谷石ではないが、となると、伊豆石なのだろうか?
開業が明治元年なのでその時にこの蔵を建てて居れば伊豆石の可能性が高いけれど、主屋同様に大正年間であれば、茂木石の可能性が高い。
石材の表面加工が小さな穴を多数明けた、名前は今出て来ないが、この仕上げは石材の顔を見分けにくいのです。取敢えず、茂木石のラストにこの石材を御紹介しておきましょう。
目地の状況からみてやはり大正でしょうか?但し、部分的に大谷石で置き換えているので最初の建設年代は想像し難いですね。







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