2012年から凝灰岩質石材の現状調査を行っているが、運動が苦手な分、健康維持の為に歩いて調査をする事にしたのだが、原則は公共交通機関は電車・バスを有効利用する。歩く距離はバス停等から片道 5 km 程度を目途に、それ以上に遠い場所の場合は取敢えず調査を断念する事に決めていた。片道 6 km であれば、往復 12 km で当時としては歩けない距離では無いと思うが坂道も有る事だし、目安として自分の中で決めていたのだが、こんなに長い期間続ける心算では無かったので今となってはかなり辛い状況になってきた。
土地勘が無い場所が殆どなので、「バスマップ」等の路線情報を参考にするのだが、このサービスは10月で終わるらしい。土地勘が無いので、地図の上で神社の記号を探し、出来るだけ密集している場所を選び、候補地をリスト化し、念の為に、Google の情報を確認する。この画像だけでは写し切れていないので、小さな石祠でコンクリートで固められていて回りが整地されているような場所は外すのだが、それ以外は行ってみないと判らないので原則は行ってみる。先日は、船橋市の東部:大穴と古和釜(こわかま)を歩いたのだが、バスマップの路線図を見落としたらしく、東葉高速鉄道の八千代緑が丘から一番北の目的地まで約3.5 km なので許容範囲だと思ったのだが、帰りが辛そうなので、そのまま北の御崎方面に逃げる手を考えた。結局、古和釜の中央部までバスが頻繁に入っている事が判り、対して歩く必要は無くなったがそれでもなんだかだと この日は6km以上歩く結果となった。
赤色はバス路線。目的地近くの「古和釜十字路」までは頻繁にバス便がある。北側は千葉ニュータウン側に抜ける。まわった神社はこの地区では丸で囲った6ヵ所。風化し易いのに幸いな事に基壇の造立年が「嘉永七寅年十一月吉日(1854)」と残っていた。
境内には壊れた灯篭等の石材が置き場に置かれているが、先程の神明神社の基壇笠石の素材と同じものが有るが、一本の切り石は小室石の様な岩肌だったが残念ながら引き出せない。
社殿の礎石は緑色凝灰岩。さて、登ったのは良いが、あれを下るのは苦労するなとおもいつつ・・・狭い道が有るので辿ってみると、隣接したお寺の墓地にでてしまった。
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