美術館の奥の広い芦野石の石蔵の一角。グンランドピアノが置かれた小型の舞台が在る

細い間伐材を並べた様なほんの少し夫々の色の違いが面白い

実はこれは舞台上に軽石の圧密構造(ユータキシティック)が観察されるように並べたもの。ここでは大谷石のように圧密部分のガラスが粘土化していない

この石材は酸化の度合いによって様々な色合いを示す

一つの石材もこの様に細い溝を掘ってみると濃度変化や包有物の色合いの変化が面白い

美術館の中の小さな芦野石の蔵を利用した「茶室」にも、材木を用いた様な色合いのこの酸化色を呈す石材が使われている


石材の表面の凸凹に注目!石材表面の形状を拡大してみると・・・・・さてどんな加工が施されているか、お判りでしょうか?

大きなヒント画像:凝灰岩の粉末はガラス質が主体なので、時に釉薬として使われる事があります。この画像は「焼き過ぎ煉瓦」と同じく、焼き過ぎ芦野石です。最近は燃料費の高騰で酸化色を得る為に炉で焼く様な事は行っていないようですが

今回購入した 8 cm角 x 8 mm のプレート。私はプレート表面に現われた火山砕屑物に注目して選定するので、敢てこんな模様が在る物を購入します。尚、何時も運転でお世話になっているカミサンにはこのプレート(3枚購入)の6倍の価格の小さなジェムストーンをプレゼント。
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