牛の彫像の石材が気になって、ある日、その彫像の周りに在る沢山の破片の一つをお借りして顕微鏡で観察してみました。勿論、その破片はその日の内に返却させて頂いた。先日は気付かなかったのだが、この石像は平成7年、つまり10年前に建立されている。
最初に希塩酸を滴下して、素材が石灰岩である事を確認させて頂いた。灰色の部分も、淡褐色の部分も目視的には、激しく発砲する事には変わりないので、泥岩と石灰岩が完全に互層状と言うよりは、定期的に泥質のものが混じってしまったと言った雰囲気。表面をよく見ると、結構粗い仕上げが目立つ。
出来れば何処かを平滑に研磨して観察したかったけれど、現物をお返しする前提で勝手に持ち出したので、曲面のままの観察なので、中々傾斜無しに観察する事が出来ないので写真に撮影するのは苦労しました。観察だけなら手持ちでゆっくりと動かしながらできるのですが・・・
非常に薄い貝殻片の様なものが比較的多い様です、「
中にはフズリナの断面の様なものが見えます。
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