2015年11月12日木曜日

芦沼石 栃木県真岡市で 続き

石材はその仕上げで内部の組成まで違って見えるから面白い。
取敢えず、長屋門の下半分のこぶ出しのビシャン風仕上げの部分を5枚観て頂こう。「ビシャン+小たたき」なのだろうか?上二枚は晴天の日に、下二枚は雨天の日の撮影で本来は同色なので御注意願いたい。但し、表面が濡れているのではなく乾乾燥していても日照量が少なくて影の色合いなのです。

 上2枚は比較的「軽石」が目立たない。他の二枚はうっすらと軽石部分が見えている。見えているが、大谷石と異なり、ミソ:黒色~茶褐色には変色していない。

 チャートの様な赤色岩片も見えるが大部分は黒色のややガラス質の安山岩~玄武岩の岩片が含まれて居るが、丸い形状も在れば尖った様な角礫岩も或る。

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