最初に紹介した明治35年の「埼玉県営業便覧」に「和洋酒商」として掲載されているお店のこれは正面向って左側の礎石です。良くここまで角が取れずにこれまで来たものだと感心するのですが、場所に拠っては漆喰が残っているので、本来は漆喰が石材を守って来たのではないかと思っています。一番上の画像の左手に少し剥離したものが落ちています。同じ石材を別の方向から観察した画像です。この画像では貝殻よりも石灰岩の砂~礫が目立ちます。
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
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