2012年11月9日金曜日

箱根外輪山溶岩 (3-2) 江の浦

日本地質学会発行の国立公園地質リーフレット1「箱根火山」によれば、この付近では国道の直ぐ上には江の浦溶岩グループが、海岸線の付近では上位に根府川溶岩グループ、下位に米神溶岩グループが存在する様です。米神溶岩グループの流出年代はかなり長く、その間に根府川溶岩が挟まっている地質年代が公表されていますので、(箱根火山の地質と形成史:長井雅史・高橋正樹,2008,神奈川博調査研報)上下の溶岩の流出年代の差は判りませんが、前の画像でご覧頂いた様に湖水での静かな堆積の様に見える厚い堆積物の溜まった所要期間は判りません。
下部の米神溶岩は画面下に少しだけ見えています。この溶岩は最後にどっと火砕流の堆積物か?岩屑雪崩の様に堆積したのかもしれませんネ!(やや色の黒い堆積物の部分)

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