2012年11月4日日曜日

箱根外輪山溶岩 (2-3) 幕山溶岩:流理or貫入岩脈

この画像を見ると流理構造として説明を付けても納得頂けると思うのですが、これも前の画像と同じ様にハンマーを振るうと流理構造に沿って割れてしまいそうです。中にはその硬さが淡い色の部分と周囲とで異なる為に風化の過程で表面が飛び出しているものもあります。どうやら淡い色の部分がやや硬い様です。
流紋岩やこれに近い組成の溶岩には薄い引き伸ばされた様な構造が出来る事が良くありますが、この帯状の構造はそれ程薄くはありません。淡い色合いの部分は右側でも20mm以上あります。

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