2011年9月28日水曜日

桜みかげ・万成石:G-2;吉備文化財センター

石垣の万成石だが、適度に隙間を開けた姿が面白い。前の画像ではドリルの穴が残っている石材の画像をご案内したが、上の画像ではクサビの後が残されている。後日、倉敷の美観地区で撮影した石垣はピタリと隙間もないがそれぞれの趣の違いが興味深い。
この2枚の画像は、一見均質と思われる花崗岩の中の不均質な部分をに焦点を当てて撮影してみました。結構の雨量の中で風もあり、片手でカメラを持ち片手で傘を抑えていると風で体が揺れて意外とピントが合わないので、ファインダーを覗かずに液晶を裏返してエイやっと撮影したので少しピンボケ気味。下の細粒分が集合しているのは、花崗岩の貫入時に地山と近い急冷層が捕獲岩的に取り込まれたものなのだろうか?下の画像には10円玉のスケールを置いています。上の画像も大体同じ程度の距離から撮影している筈です。

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