さて、今日からは先日丁場を見学させて頂いた武田石材殿の画像をご案内します。丁場の風景は比べるものが無いと大きさが判りませんが、大型のパワーショベルのでっかいお尻の部分を借景です。ショベルはコマツの“PC350”です。
石目の流れる様子が良く判りますね。中央の割りかけの大きな岩塊の奥で垂直方向の石目が直交しています。此処から右手側は緩やかな傾斜を示しながら平行な石目が見えます。9月4日の項目でご案内した文献「岡山市西部に分布する白亜紀花崗岩のテクトニック・ノンテクトニック節理群」に、これらの節理群の発生についての一つの考え方が示されています。この論文の「高角度節理」部分で割った断面も後日ご案内します。
左手は緩やかな円弧を描いていますね。奥の岩塊の大きさが判り難いでしょうが、もう少しこれに近付いた画像もご案内します。この岩塊の高さは大体2m程度だったと記憶します。
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