
この鉄山は1848年ごろ採鉱と精錬が始まり、その後優秀な鋼材を製造していたスエーデンとイギリスから技術指導を受け蒸気機関を利用した熱風送風機を備えた鉄鋼一貫製鉄を民間資本で開始しています。官営釜石製鉄所が稼動する1880年より早いスタートを切っています。但し、1878年には官営となりましたが1884年には再度民営に移行し、1918年に操業停止に至っています。鉱山所有者ゆかりの方のお宅には当時製作された繊細な模様を描いた鋳物製の火鉢などが今も保存されていました。
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
0 件のコメント:
コメントを投稿