2014年7月27日日曜日

本宿・蝉の渓谷:チャートに穿たれた渓谷


下仁田から西側に入った南牧村を流れる南牧川の上流に蝉の渓谷が在る。壮大なチャートの露頭を何故かこの部分だけが細く深く渓谷になっている。橋の近くに駐車場が在り、画像は橋の下流側で全体的には上の画像の様に(画面上の)左下がりの傾斜が支配的なのだが、低い部分にチャートの鋭角に折れ曲がったメランジェらしい部分が在る。
全体を俯瞰すると3枚目の画像。
二日間、観察会の一回目の下見の為に南牧村と下仁田町の主に西側の長野県に近い付近を歩き回ったので暫くその画像をご案内してみようと考えている。主として「本宿カルデラ」の火山性地質が主となります。この付近は実に久し振りだが以前にも歩いてその画像を少しご案内しているのでダブらない様にしたいですね。下の画像の右下は橋の欄干の一部が入ってしまった。

2014年7月21日月曜日

房州石にも色々あるのだが (2)

似たような顔だが、何れもスコリアが含まれているし、級化構造も見えるが、比較的分布が緩やかに見える。画像の横方向が上下の堆積方向なのは明らかだけど境目がはっきりしないのも面白い。表面の細かな横方向の加工目もかなり残っている。これは蔵の南側に面した外壁。

このブログに先行して「枕状溶岩の露頭」を露頭情報紹介用として開設したのが2009年9月8日。間もなく5年の歳月が経過しようとしている。枕状溶岩の露頭紹介を辞めて、桜島他の火山の活動紹介を今は中心にしているが投稿数がこれまでに1346件になった。桜島情報は古くなったものは適当に削除している。こちらも丁度1346件で同数だ。「枕状溶岩の露頭」ブログの方が、
この「岩石と土の表情」は2009年11月15日の開設だが「枕状溶岩の露頭」と同じ投稿数になっていた。ヒット数は「枕」の方が五割り方多い。

枕状溶岩の露頭に関しては、現在簡単な資料集を作成中でA4半43頁の画像集が今月中にまとまると思う。もう一つは、必要なのかどうか?迷ったが文献リスト週が26頁595件を発行年代順に整理している。著者別に並べるべきか?pdfファイルも入れるべきか等迷っている段階。

此方のブログも、房州石や凝灰岩の画像が中心なので地味すぎるのか読者は少ないのだが、毎日、少数の方々でも観て下さる内は続けるのも良しかな?等と思いながら続けている。
先日、69際になった。

2014年7月16日水曜日

房州石にも色々あるのだが

最近、富津図幅地域の黒滝層が分布する地域の古い石丁場の調査をする機会を得た。その日に、石蔵を二棟見学させて頂いたのだが、その内の一棟に使われていたのがこの石材。一枚の高さは22cm程度だろうか、度肝を抜かれて持っていたスケールを充てる事も忘れて写真を撮らせて頂いた。もう一棟はやや泥混じりであった。建設時期は大正12年よりも前話で、近くの谷底から一枚一枚背に背負って運び上げたのだそうだ。仕上げはきっちり丁寧に行われているので、職人が入ったのは間違いない。場所によっては細い溝状の模様がそのままに残っている。
詳細は調査中なので申し上げられないが、地層としては清澄層らしい。
この様に硬く、砂岩らしい凝灰質砂岩は初めて観た。

2014年7月11日金曜日

稲井石の生物擾乱模様 (3)

解説は不要だと思うが美しいものですね!


2014年7月7日月曜日

稲井石の生物擾乱模様 (2)

この前の画像は、この石材の右側の部分を撮影したもので、層理に対してやや傾いています。
これに対して、次に紹介するこの1段上の石材はほぼ層理面が垂直です。石碑では殆ど仕上げ工程が施されていないの面です。

2014年7月6日日曜日

稲井石の生物擾乱模様

渡波の市街地で野蒜石の石蔵の写真を撮影している時に、道路を隔てた隣の墓地の石材の影の部分が気になったので近寄ってみた。下の画像は墓石の背面の部分で横幅が約630mm。
下の2枚の画像はその中から1280x860ピクセルで切り取った部分。横幅は53mmに相当する。
普段は余り観察する機会の無い、石碑で言うと厚み方向が見えて居る事になる。海底に住む小さな生き物たちの生息が泥岩と砂岩の薄い互層をかき乱して描き上げた模様である。



2014年7月5日土曜日

伊里前層の砂岩優勢部


稲井石の産出層準である伊里前層の中に砂岩部層が数か所挟まれている。薄い砂泥互層が生物による擾乱の助けも有って強固に結びついているのだが、この砂岩優勢の層準では不思議に砂泥互層の間隔が非常に小さくなっのに、所々に厚い砂の層がどかんと堆積している。上の画像でも判るように砂層には級化層理がハッキリしているが、泥岩との間にはこの図の様に泥岩側に凹んだ部分が所々に存在し、静かに砂層が堆積したとは思いにくい部分も存在している。
 この露頭は以前水産試験場が存在したすぐ北側の韮崎で観察したもの。