2021年3月18日木曜日

凝灰岩質石材の旅::No.122033-03:房州石の石蔵 (2/2)

 所在地:市川市本行徳

国土地理院地図座標:35.695744,139.918474

地下鉄東西線妙典駅から徒歩:約 900 m

後で地図を見て頂くと判りますが、前回ご案内した房州石の石蔵とこの石蔵は、立ち位置によっては両方が見通せる程の近くにあります。この石蔵の画像は、少々狙いがあって、敢えて小振りの雨の中で撮影しています。前の石蔵よりもどちらかと云うと少し遠目に見た方が良さそうな気がしたので晴れて全体が明るく成り過ぎない様に考えてみたのですが、何とも言えません。最後の方に一枚だけクローズアップした画像を置いています。

尚、前回の石蔵と比べると、こちらの石蔵の筋目模様は何方かと云うと立っている様です。恐らく、こちらは鋸山の南面の元名側で、前回の石蔵は北側の浜金谷川で採掘されたのかもしれません。石工さんの工程も異なるようで、屋根の妻の取り方も違います。機会が有りましたら、屋根を載せている部分の構造の違いなどもチェックしてみて下さい。










望遠レンズで撮影した石材の組織をご覧いただきましょう。結構粗い粒子で、この美しい石材を構成しているとは思えないですね。

二棟の石蔵はこの地図の通り直ぐ傍に立地しています。

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