2020年3月31日火曜日

香取市大戸の下総型板碑群

香取市大戸は、つくばの黒雲母片岩を香取の海を舟運で運ぶには適地に在るのだが、ここには半加工のものや素材も残されていて興味深い。
尚、ここには千葉県指定文化財の板碑も二点存在する。中間で折れたものも有るが、文化財指定のものは正元元年:1259年の銘が残る。画像は数年前の撮影で、下総型板碑も石材の資料集に収集する事にしたので、何れ再度撮影に行こうと考えている。







黒雲母片岩の強度が緑色片岩よりは劣るのだろう。この様にに三か所で折れてしまったものが多い。

加工途中なのか風化で表層が剥がれたものか・・・

加工途中で折れてしまったものだろうか、彫刻が観察されるものも含まれている

紅柱石が多数生成しているもの。平らにしたのでこのように観察できるのだが、普段は破面などのごく一部に観察されることが多い。

宝篋印塔の部材だろうか、銚子砂岩の素材も数点

0 件のコメント: