今回の主眼は下総型板碑の素材で有るつくばの泥質片岩の中でも「紅柱石」変性帯のものが多い事の再確認とデジカメ用画像の取得。なんせ、以前の画像は全てOM-1 のフイルム画像で何とか救えたものだけ。
この日撮影した460枚余りの画像の整理がついていないのだけれど、明日も午前中はせんげん台付近を徘徊して午後は仕事なので、取敢えずその一部をご案内。一枚だけ他の場所の画像を入れたが、全てこの地図の丸を付けた場所の板碑。尚、この素材はお寺の礎石や、敷石にも使われているのを始めてみる事も出来た。伊豆の軟石や安山岩質の石材とも併用されているので興味深い。記録を未整理のデータが大量に溜まってしまった!!

今日のコース丸で囲んだ場所が以下の画像の場所。本来は小高い丘の上に在る筈なのだが、土取場になっていて、板碑や石宮が一ヵ所に整然と、但し隙間が狭くて写真を取るにに苦労する程度の間隔で配列されている。この場所には銚子砂岩や伊豆の軟石も有る

逆光だが板碑や宝篋印塔石宮などの配置状況

板碑の背中を映してみた、これで半分。前側は天気が良すぎて明暗の差が大きくて写真にならない



紅柱石の状況例



比較的大きいもの

「紅柱石」と言う名の通り、結晶部がこの様に観察できるのはまれな事。恐らく、小丘の元の場所から移設した際に、石屋さんが高圧洗浄などをされた際に風化した表面が脱落したのでしょう。
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