クベルトに拠れば2月28日から翌3月1日に掛けて強い熱異常が観察され、強い噴気が続いている事が確認されている。航空カラーコードは「オレンジ」
Karymsky | Eastern Kamchatka | 300130 | 1513 m
クベルトに拠れば2月22日、24-26日に噴煙が高度 3.5 km に達し、東に 216 km まで広がった事が観測された。熱異常も28日まで観測され、航空カラーコードは「オレンジ」
Piton de la Fournaise | Reunion Island | 233020 | 2632 m
2月19日に標高 1,800 m の地点で開口した割れ目噴火口は27日から3月5日まで継続している。溶岩流の先端は22-28日まで行く理と進み、標高1,200 m の地点まで 300 m 前進している。火砕丘から始まった新しい溶岩流は北東に進み、南側の溶岩流は3月1日までは殆ど進んでいない。5日に実施された現地での観測では、その基盤での直径は 100 m, 高さは 25 m,火口は幅 50 m で開口している。高温の火山ガスが放出され、ストロンボリ式噴火活動では噴石を放出している。火砕丘の麓から白い水蒸気が上がっており、溶岩チューブの存在が想定される。北側の溶岩流は依然として活発。
Ongoing Activity
桜島:Aira | Kyushu (Japan) | 282080 | 1117 m
南岳火口での火映は時折観測され、4回の噴火と7回の爆発が発生し、噴煙は 2.3 km 上昇し、噴石は火口から 1.1 km の地点まで放出された。警戒レベルは“5”段階の“3”
Dukono | Halmahera (Indonesia) | 268010 | 1229 m
火山灰を含む噴煙が高度 2.1-2.4 km に達し様々な方角に拡散した。28日に二本の噴煙が火口から立ち昇るのが観測されている。警戒レベルは“1-4”段階の“2”
Ebeko | Paramushir Island | 290380 | 1103 m
火山灰を含む噴煙が高度 2.5 km に達し降灰も観測されました。航空カラーコードは「オレンジ」
Ibu | Halmahera (Indonesia) | 268030 | 1325 m
28日に噴煙が高度 2.1 km に達した。警戒レベルは“1-4”段階の“2”
Karangetang | Siau Island (Indonesia) | 267020 | Elevation 1797 m
溶岩流の噴出量は比較的低レベルで推移。白煙は火口縁の上空 500 m に達する程度。27日にパイロットからの報告で高度 1.8 km に達した事が報告された。警戒レベルは“1-4”段階の“3”
Manam | Papua New Guinea | 251020 | Elevation 1807 m
3月1日と5日に、火山灰を含む噴煙が高度 3 km に達し主に東の方向に広がった。
Merapi | Central Java | 263250 | 2910 m
溶岩ドームの容積とその形状は前回観測から変化せず、新しく噴出してきた溶岩は南東側山腹の峡谷に落下している。火山灰を伴う岩屑雪崩は 600-1,100 m 程度、2日には10本の火砕流が 2 km 流れ下った。警戒レベルは“1-4”段階の“2”
Nevados de Chillan | Chile | 357070 | Elevation 3180 m
3月1日の夜に爆発的噴火が発生。爆発に伴い、溶岩ドームの一部が破壊されたようで高温の物質が火口周辺に降り注いだ。航空カラーコードは「オレンジ」
Santa Maria | Guatemala | 342030 | Elevation 3745 m
3月1-5日の間に少なくとも毎時4回の爆発が続き、 500-700 m 上空まで噴煙が上昇した。岩屑雪崩は溶岩ドームの東側と南東側を下った。4日夜の爆発では、半径 10 km 以内で爆発音が聞こえた。噴石は 100 m 吹き上げられ周辺に降灰をもたらし岩屑雪崩を生じた。
Sheveluch | Central Kamchatka | 300270 | 3283 m
時折火山灰が混じる強い火山ガスと水蒸気の噴出が2月中は高度 4-5 km に達し 100 km 程度広がった。航空カラーコードは「オレンジ」
諏訪之瀬島 | Ryukyu Islands (Japan) | 282030 | 796 m
22日から3月1日までの間火口での火映が観測された。小さな噴火は時折観測され、噴煙を生じ、時には火口縁の上空 900 m に達した。警戒レベルは“5”段階の“2”
Turrialba | Costa Rica | 345070 | 3340 m
28日の噴火では噴煙が火口縁の上空 500 m に達した。この日は他にも噴火が観測され、3月1日早朝の噴火では噴煙は 200 m 上昇した。3月2-4日には定常的な噴気が 200- 300 m 上昇するのが観測された。
以上
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