社寺の調査に入る前には、念の為にネットでその寺院の画像データを出来るだけ観ていくようにしている。この神社では一対の狛犬の色が気になって居た。
陶器の様だなと思ってはいたが、彩色が単色なので、何処か知らない石材かもしれないと思っていた。
流石、流通の要の品川宿の神社だけあって、この狛犬は文政十三(1830)庚寅年四月に奉納された「備前焼」であった。
勿論、境内には石造の歴史の在る狛犬も在るので一点だけご紹介しておこう。寛政四(1792)年の奉納。
続く予定
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
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