NASA EARTHOBSERVATORY に、チリとアルゼンチン国境に在る世界で二番目に標高(3738m)が高い“Llullaillaco”火山の衛星画像が掲載されていますので御案内します。
https://earthobservatory.nasa.gov/images/144453/llullaillaco-volcano
画像はサイトに掲載されたままの“720x480 pixels”の画像です。この火山は、考古学者には最も保存状態が良いとされるミイラの発見がなされたと云う点で有名です。アカタマ沙漠の東部のチリとアルゼンチンの国境に位置するこの火山周辺は世界でも最も乾燥した地域の一つだそうです。
最初の画像は溶岩流の形跡を示す火山全体の画像です。南北に大きく広がる溶岩流は後期更新世のデイサイト溶岩流だとされており、この火山の最も新しい噴火記録は19世紀に遡り1877年五月に噴火した事が歴史資料に残されているのだそうです。
二番目の画像は、そのLandsat画像をShuttle Radar Topography Mission(SRTM)によって取得された標高データに重ねて作成されています。この火山のGVPのデータベースは下記に有ります。
http://volcano.si.edu/volcano.cfm?vn=355110
2019年2月16日土曜日
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