今日は勤務が昼からだったので国立公文書館で開催中の「温泉 ~江戸の湯めぐり~」を観に行ったのだが、竹橋に久し振りに行くのでもう一つ久し振りに再会してきたものが有る。画像は、国立近代美術館の前庭に在る「土産物屋」さんの壁面にあるガス抜け穴である。それも、奥の階段の途中の手すりで「入るなよ」とされている側に、妙にこのガス抜け穴があすのです。趣味をマイナーだとは思わないが、その趣味の向かう領域がマイナーだと意識している。最初は、主として安山岩や玄武岩や砂岩や凝灰岩の岩石の種類を見定める為に、表面に現れた割目や加工痕に注目していたのだが、もう10年以上前にある場所で溶岩流の中のガス抜け穴に出会って以来、新鮮な溶岩の破面を見る機会があれば、こんなものを探している。スケールを置く事はしなかったが、大きなものから順次小さな領域へと画像を並べて見た。ガス抜け穴の中には、実は別の世界が広がっているのです。この場所は特にガス抜け穴の「穴場」なのです。
機械屋としていろんなものを「破断」してきたからこのような新鮮な破断面を見るのが殊の外興味深いのです
使われている石材は矢穴が一ヶ所しか残っていない程度に小さな間知石の様な雰囲気を出しているが、実は厚みが5-6cm程度の板状に加工されている様です。
此れは間知石のサイズに対してかなり大きい方のガス抜け穴
前図のガス抜け穴の拡大
穴の中に小粒の溶岩の滴の様なものが観察される
此れは細くて、穴の直径は 5 mm 以下
前の画像の先端部分の接写。粒状のものが沢山詰まっている。
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